全銀システムのトラブル原因は非互換対応誤りのようだ(しっくり来ない部分が残る)
以前、全銀システムトラブルで勝手に原因を考えてみました。
そこで少しだけ触れてますが、非互換対応がキーワードのようです。
システム開発担当のNTTデータが記者会見で説明しました。
以下の内容は私が解釈したので、間違いがあるかも知れません。
肝心な部分はまだ不明ですが、32ビットOSから64ビットOS変更に伴うアプリ障害でした。
対象のアプリは、金融機関毎に手数料を格納するテーブルを作成するもの。
どういう論理でテーブルのインデックスが破壊したのかは、その説明からは分かりません。
インデックスの一部破壊なので、一定範囲の金融機関情報がアクセス不可になっていると考えます。
それなのに、更改した金融機関(手数料をRCが設定する)がそろって全データ障害となりました。
一般的にシステムの障害原因は何種類かに分類できます。
アプリのロジック、環境やデータ設定、作業手順など。
記者会見からは、どれに該当するかはっきりとは分からなかったです。
具体的にどのようなアプリ障害だったのか、どの記者も質問しなかったですね。
質問しても、答えられない部分だったかもですが。
そして大きな謎が、なぜ試験で検出できなかったのか。
更改対象の金融機関システムと全銀システムを接続して試験しているはず。
NTTデータや全銀ネット内の試験で検出できなくても、そこで発生しないのが不思議です。
その時、当該金融機関の発信データ、受信データで実施していると思うのですが。
NTTデータの説明では、顧客である全銀ネットと共同で確認中なので、答えられない部分があると言ってました。
ほんでね~。まだね~。
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